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今年の4月、ニューオープンしたばかりのこのお店のオーナーマスターは、これまで洋食レストラン、中華料理、焼肉など、様々なジャンルの飲食店を経営してきたが、自身のお酒好きがこうじてついに、小さなショットバーをオープンした。
もちろんみずからカウンターに立ってお客様とじかに接するのが身上だ。


「本当に美味しいお酒はやはり高価であったり、なかなか手に入りにくかったりと、味わうのにも手間がかかります。それに従来のショットバーは酒肴がお粗末な店が多く、その割にチャージ料が高かったりして、せっかくのお酒を飲む楽しみも半減ですね。」 と語るマスター。
それなら自分で本当にお酒と料理を楽しめるショットバーを造ってしまえ、とばかりにこの店を開いた。


「二人だけの世界でどっぷり気取った雰囲気に浸って、女性を口説き落とすには、不向きな店かも知れません。
それよりは、ちょっと仕事帰りにひとりでとか、そこそこなじんだカップルがデートの最後に、軽く飲んで、何か美味しいものもすこし食べたいね、と言いながらふらりと立ち寄るような店でしょう。」といってマスターは笑う。

クールシックでモダンな内装の店内は、カウンター10席だけのこじんまりとした空間。
本当の大人がしっとりと落ち着いた夜遊びをするのに最適だ。



「わたし、ゴルフが好きなんです」というわけで、店の名前はナイスショット。
・・・ずいぶん分かりやすいですねと言うと、
「もっとマニアックな名前もいろいろ考えたんですけど、お客様すべてがゴルフ好きとも限りませんから。
それよりは、お酒好き、料理好き、ゴルフ好き、一人暮らしのちょっと人恋しいサラリーマン、いろんな人が本当にくつろいで、あ、このお酒美味しいなあと楽しんでもらえるように、分かりやすいネーミングに」

・・・確かに覚えやすい。ゴルフ好きの常連客とゴルフ談義に静かな花が咲くこともあるそうな・・・。
ゴルフ好きな単身赴任の(あるいは独身)ちょっと夜がさびしいサラリーマンよ、一見の価値ありだ!





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